今日は少し大切なお知らせがあります。
不本意ではありますが、一部の在留申請手続きについて、
料金を見直す(値上げする)ことになりました。
■ 経営・管理ビザの審査が厳しくなっています
すでにご存知の方も多いと思いますが、
法務省のサイト(こちら)にもあるように、
「経営・管理」在留資格の審査が、これまで以上に厳しくなっています。
これは、これから申請される方だけではなく、
すでにこのビザで在留中の方にも影響がある変更です。
向こう3年の間に、新しい基準に合っていないと判断されると、
更新申請が難しくなる可能性もあります。
ですので、心配な方は早めに専門家に相談されるのが安心です。
■ なぜ値上げをするのか?
これまで当事務所では、
在留期間の更新申請などは、できるだけサービス価格で対応してきました。
ですが、ここ数年で審査の難度が上がり、
「書類を整えるだけ」では通らないケースが増えています。
申請内容の確認や資料準備に、以前よりもずっと時間がかかるようになっているんです。
加えて、物価や事務コストの上昇もあり、
このままの価格ではサービスの質を保つのが難しくなってしまいました。
そのため、心苦しいのですが、一部料金の改定をさせていただくことにいたしました。
■ 顧問先様・単発申請の違いについて
顧問契約をいただいている企業様については、
できるだけ影響を抑え、最小限の調整にとどめています。
一方で、初めてご相談いただく「経営・管理ビザの更新申請」などについては、
申請難度も高いため、一定の価格設定にせざるを得ない状況です。
■ 行政書士法の改正にも注意!
来年1月には、行政書士法の改正も予定されています。
最近は「安い業者に書類だけ頼む」というケースも見かけますが、
今後は資格者でない人に依頼してトラブルになる可能性もあります。
費用を支払う前に、「ちゃんとした資格者かどうか、違法なブローカーではないか、」を
確認するようにしてくださいね。
また、9月末にも申請様式の変更がありました。
これも追いかけて対応していく必要があります。
■ 最後に
今回の値上げは、決して喜ばしいことではありません。
ただ、皆さまに安心して申請を任せていただける体制を続けるために必要な対応です。
これからも丁寧で確実なサポートを心がけてまいりますので、
どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
アイキャッチ画像は、京都駅北側、東本願寺入口。(※プライバシー保護処理済)
京都タワーも見えますね。
今年の京都は日傘なしには歩けませんでした。

