神戸での学びと、事務所での実務を離れて感じること

土地家屋調査士の関係で、神戸に来ています。

神戸入管のある京橋界隈には、入管業務で書面申請が主流だった頃、仕事でよく足を運んでいました。
ただ、こうして時間を作って、神戸駅周辺をじっくり歩いてみるのは、もしかすると初めてかもしれません。

普段とは少し違う場所に身を置くと、それだけで新鮮な気持ちになります。

今回、他の土地家屋調査士の先生方と、さまざまな実務についてディスカッションする機会をいただいています。
また、弁護士の先生とも法律についてお話する時間もありました。

こういう時間は、本当に貴重です。

「民法がどうの」「この判例がどうの」といった話は、普段の業務の中では、意外とじっくり触れる機会がありません。
もちろん、実務上必要な法律は日々確認しますが、専門家同士で一つの論点について掘り下げて話をするとなると、また違った面白さがあります。
自分では当たり前だと思っていたことが、別の先生から見ると違う解釈になっていたり、逆に、自分がこれまで積み重ねてきた経験が、他の先生の実務の参考になったりする。

そういう「知識の交換」ができることに、大きな価値を感じます。

土地家屋調査士の業務についても、自治体や法務局によって、書類の作成方法や実務上の取り扱いに細かな違いがあります。

同じ資格で、同じ法律に基づいて仕事をしていても、現場ではさまざまなやり方がある。

だからこそ、話を始めると本当に話題が尽きません。

行政書士と土地家屋調査士の大きな違いの一つは、同じ資格者同士で「比較的近いスタンスで仕事をしている人」と話せる機会の多さかもしれません。

行政書士の場合、専門分野が細かく分かれることが多く、私のように在留資格を中心にしながら、土地・建物の登記測量や境界関係の業務にも携わっている先生と話をする機会は、正直なところあまりありません。

ほぼいない、と言ってもいいくらいです。

その意味でも、今回のように同じような分野で仕事をしている先生方と、時間をかけて話ができることは非常に刺激になります。

そして、もう一つ。

日頃、私はいわゆる「ベリーショートスリーパー」なので、普段はなかなか普通の人と同じような睡眠時間を確保することができません。
そんな私にとって、実はこうした出張の時間というのは、普通の人と同じくらいの睡眠時間を確保できる、貴重な期間でもあります。

移動中に仕事をして、夜は早めにホテルで眠る。

普段の生活ではなかなかできないことですが、出張先では意外と規則正しい生活になったりします。

仕事のための出張なのに、結果的に少し身体を休める時間にもなっている。

そう考えると、こうした出張も悪くありません。

とはいえ、今回の神戸での時間も明日の午前で一区切り。

終われば、そのまま新神戸駅から東京へ新幹線で移動します。

夕方からは蒲田で打ち合わせ。月曜日は品川の東京入管で認定申請。

そこからまた、いつもの日常に戻っていきます。

来週も打ち合わせが目白押しで、申請予定もかなりあります。

限られた時間の中で、どこに時間を使うのか。

目の前の仕事を処理するだけではなく、こうして他の専門家と話をし、新しい知識や考え方を吸収する時間も大切にしたいと思っています。

忙しいからこそ、少し立ち止まって、自分の仕事を別の角度から見てみる。

今回の神戸での時間は、そんなことを改めて考えさせてくれる機会になりました。


ちなみに、今回のアイキャッチ画像は神戸地方裁判所。

この建物を見ていると、慶應義塾大学にある旧図書館を少し彷彿とさせるような、どこか歴史を感じさせる佇まいです。

こういう街の風景に触れながら仕事をするのも、出張のちょっとした楽しみですね。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

  • URLをコピーしました!
目次