書こうか迷いましたが……
皆さまも既にお感じのとおり、「経営・管理」在留資格の要件は、近く厳格化される見込みです。
昨年から今年の春先にかけて、当事務所にも異常なほど多くのご相談がありました。
しかし、ご年齢や所得、経営理念などを拝見しても、日本での事業展開が現実的に見えにくいケースも少なくありませんでした。
一方で、国内で事業用に不動産を取得し、地域との調和を図りながら、資本金などの条件面を慎重に準備されている方もいらっしゃいました。
こうした状況下(特需に思える今)においては、悪質なブローカーには十分ご注意ください。
ろくにヒアリングもせず、形式だけで取り持ち、許可や入国後は一切サポートをせず放置――そうした業者に依頼してしまい、結果的に当事務所へ駆け込まれる方が後を絶ちません。
ただし、そのように駆け込んでこられる方の中には、当職に対しても高圧的な態度を取られる場合があります。
私も人間ですので、できることもあれば、できなくなることもあります。
どうか一度立ち止まり、よくお考えください。
その業者を最初に選んだのは、他でもないご自身であるということを。
来年1月1日からは、行政書士法第19条の改正が施行されます。
基本的に、官公庁への提出書類を「業」として作成できるのは資格者に限られます。
(現行でも同様の規定ですが、「コンサルティング料」と称して回避しているブローカーや企業も少なくないでしょう。)
入管がどこまで違法行為を取り締まるかは未知数ですが、私は「天網恢恢、疎にして漏らさず」だと考えます。
日本は法治国家です。もし、押し込みや裏技だけで通用するなら、法律は単なる飾りにすぎません。
長い目で見れば、不正は必ずどこかで露呈し、逆に誠実に積み重ねた努力には必ず報いがあるはずです。
もし、あなたが本気で「経営・管理」在留資格の取得を目指すのであれば
――実は、この1か月が本当のラストチャンスかもしれません。――
資格を持たないブローカーや断片的なネット情報、誤ったSNS投稿を信じて挑戦するのか、
それとも専門資格者に依頼し、確かな実績に基づいて進めるのか。
選ぶのはあなた自身です。
今や在留期間更新許可申請でさえ、「経営・管理」は他の在留資格とは一線を画す難易度となっています。
何年経っても更新が1年のままという方は、方向転換をしなければ、次はさらに厳しい結果になる可能性があります。
時代の流れは、あなたが想像する以上に速いかもしれません。
「成功者の真似をすることは決して間違いではない。
しかし、狭き門を選ぶ覚悟がなければ、本当の意味での成果には至らない。」
古くからの言葉ですが、現状にも通じるものがあると私は思います。
先週だけでも既に多くのご依頼をいただき、正直申し上げれば手一杯の状況です。
それでも、あなたの本気のお気持ちを感じ取ることができれば、きっとお力になれるはずです。
忘れないでください。
あなたの希望に近づく最も確かな近道は、正しい手続きを、正しい専門家と共に進めることです。
入管の申請は、カンガルーの跳躍のように後戻りが許されず、そのすべての内容が記録として積み上げられていきます。
過去の申請が将来の足かせになることもあるのです。
だからこそ、一度の選択が将来を左右します。
どうか慎重に、そして賢明に判断してください。
アイキャッチ画像は、この夏に淡路島の顧問先訪問後、帰りの車窓から。
淡路島、今西海岸が活気づいていますね。

